お店の知識

お客様の集め方4

リピート(再来店)してもらうために

前回の投稿で
「お客様に再来店してもらう」
ということを書きましたが
いい印象を持っているにもかかわらず
お客様が再来店しない理由の一つとして
「忘れる」ということがあったと思います。

例えば
お客様がお友達との会話の中で
ランチや飲み会などの話になったときに
あなたのお店が選択肢に入ってこない
ということがあったとします。

その理由としては
嫌いだからというよりかは
忘れているということのほうが多いです。

まずはその選択肢に入るように
忘れられないことが重要です。

忘れられないお店とは

ではどうやって
忘れられないお店にするのか。

例えばもし自分がお客様だったとします。
利用したお店で忘れないお店ってどういうお店ですか?

・料理がすごく印象的だった
・スタッフがとても好印象だった
・店内がきれいで雰囲気が良かった

他にもあると思います。

ただこれらの
「目に見えるものの印象」
だけでお店を選んでいるでしょうか。

中にはその理由で選ぶという人もいますが
これらの目に見えるものは
例えばお店がきれいとかは
今の時代、ある意味
「当たり前」ですよね。

お客様の選択肢が増えた今、
例えばトイレがきれいとかということは
きれいで当たり前なので
「あの店トイレがきれいだったよね」
とはならないわけです。

逆に嫌な印象というのは
覚えているものです。

「店内に虫がいた」
「店員の態度が悪かった」
「料理が最悪だった」
などと
嫌なことはよかったことよりも覚えています。

そうなると
選択肢の中でも
行きたくないお店という選択をされます。

なので
よかったことというのは
意外と忘れてしまうということですし
お店側がいいと思っていることも
お客様にとっては
特別なことではなく
当たり前になりつつあります。

そんな中で
選ばれる理由は
「再来店する理由がある」
「思い出している」
ということです。

理由ってなんだと思う人もいるかもしれませんが
お客様が再来店するには
理由がありますしお店のことを思い出しているということです。

例えば再来店する理由としては
初めて来店した時に
「ポイントカードを作ったから」
とか
「次回使えるお得なクーポンをもらった」
とか
理由は意外と単純です。

ポイントカードも
どうせ行くならポイントがたまるお店がいい
と思うかもしれませんし
せっかくクーポンがあるから利用しよう
と有効期限が切れる前に来店するかもしれないし
2回目の来店をしてもらう工夫は
そんなに複雑なものではありません。

これは当然
「初めての来店時に嫌な印象がない」
ということが大前提です。

嫌なお店は誰だって2度と行きたいと思いませんから。

また、ポイントカードやクーポンは
お財布の中に入れていることが多いと思います。

お財布はほとんどの人が
普段身に着けているものなので
思い出してもらうためには
ポイントカードもクーポンも
有効的な手段です。

また今はネットを使った露出を増やしているお店も多いと思います。

フェイスブックやTwitterなどのSNSで
お客様の目に触れる機会が増えれば
忘れられることもありませんし
思い出してもらえるということです。

その他にも
再来店をしてもらうための工夫はいろいろありますが
まだポイントカードもクーポンも利用したことがないという場合は
まずは作ってみてはいかかでしょうか。

またSNSなども使っていない方は
試してみるのはいかがでしょうか。

他にも方法はありますが
まずは低予算で自分でできる方法を試してみるのがいいです。

小さなお店で
お客様が減っている状態で
高額な宣伝は正直苦しいと思いますので
自分でできることを始めるのをお勧めします。

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