飲食店に勤めてみて思ったこと。
意外と個人で始めた会社などは
決めごとというかルールというかそういうものがあいまいなところが多いと思います。
一店舗経営のオーナー兼店長さんみたいなところもそうですが
複数店舗経営している会社でも
基本的なルールがないところが割と多いと思います。
先日知人が経営する会社(自動車整備工)のお話を聞くことができたのですが
「来年から働き方改革が始まるから今準備で大変」
と言っていました。
その会社は個人経営されているため
今まではお休みだったりも定休日と
そのほかにはその時の従業員さんの希望でお休みだったりで
有給休暇制度は特に設けていなかったようです。
このような会社や店舗はたくさんあると思いますが
今回お話を聞いた会社は社会のルールの変更に沿って
前向きに準備をされているようですが
自分のところは関係ないだろうと
興味すらないオーナーさんもいらっしゃいますね。
一人でも従業員を雇ったら
やはりみんな共通のルールというものは必要になってくると思います。
ルールがないと
各自従業員やオーナーさんの
「マイルール」で動くことになります。
そうなると
着地点がずれてくることになると思います。
こうなると同じ目標をもって
同じ方向に向かうことは難しくなってきます。
また、従業員によって会社の対応も変わってきます。
給料もオーナーのきぶんで決まったり、
待遇も人によって違ったり、
それによって一度よくしてもらった人は
そのあとすぐは満足するのですが
言えばどうにかなるとどんどんいろんなことを要求してきます。
また、いったもん勝ちが横行すると
何も言わずに働いている人からは不満が上がります。
そしていい人材であるにもかかわらず
そこを離れて行ってしまう…
経営理念に沿った社内ルールというのは
同じ目標をもって働き
また同じ条件で対価を受け取る基本だと思います。
同じ条件で対価というのは
決して同じ時間働いて同じ金額を受け取るという意味ではありません。
会社に貢献した人には貢献に応じて
そうでない人はそれなりにということです。
貢献と一言で言っても難しいと思いますが
それぞれの立場でそれぞれの仕事を確実にするということではないでしょうか。
会社内の
「自由」と
「勝手」は違うので
ある程度自由が利く会社ほど
ルールは重要になってくると思います。
今、特に決まったルールがないな…
というオーナーさんや店長さんは
この機会に
ルール作りしてみませんか?